日本認知療法・認知行動療法学会認定医制度規則
第1章 総則
- 第1条
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この制度は,認知療法・認知行動療法の専門家として広い知識と練磨された技能を備えた優れた医師を社会におくり,社会における精神健康の保持および増進に貢献し,併せて認知療法・認知行動療法の普及向上を図るために定める。
- 第2条
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前条の目的を達成させるため,日本認知療法・認知行動療法学会は日本認知療法・認知行動療法学会認定医制度を発足させ,認知療法・認知行動療法の専門医としてふさわしい実力をもつ医師を日本認知療法・認知行動療法学会 認知行動療法認定医(以下認定医と略記)として理事会の合意を得て認定する。
第2章 認定医の認定
- 第3条
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認定医の認定を申請する者は,次の各項の資格をすべて満足しなければならない。
- 医師免許を有し、医師としての優れた人格と見識を備えていること。
- 医師歴5年以上、申請時点で本学会会員であること。
- 日本認知療法・認知行動療法学会での発表者として1回以上(一般講演,特別講演, シンポジウム, ポスター発表, ケース検討等を含む), または認知療法・認知行動療法に関する学術論文筆頭著者論文 1 編以上(著書, 症例報告, 会議録を含む), または認知療法・認知行動療法に関する学術論文共著論文2編以上(著書, 症例報告, 会議録を含む)。
- 日本認知療法・認知行動療法学会が主催するワークショップ等2回以上, または日本認知療法・認知行動療法学会が認定した研修(付則第9条)への参加が修了している。
- 臨床研究等から認知療法・認知行動療法に効果が認められる疾患や状態像に対して, 準拠すべき適切なマニュアル等(例えば厚生労働科学研究補助金助成事業により作成されたうつ病の認知行動療法マニュアルなど)に従って完了された個別認知療法・認知行動療法の実践事例(認知行動療法を終結できた事例)が1例以上ある。
- 教育下での認知行動療法の経験があり, その内容をケースレポートで報告できる。
- 第4条
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認定医の認定を申請する者は,以下を添えて申請し,常任理事会の審査を経て理事会で認定される。
- 申請書(学会ホームページからダウンロードする)
- 手数料3万円(学会事務局からの認定受理連絡後に振り込む)
- 論文, 症例報告, 会議録の別刷各1部,著書(本人のものと確認できる写し1部でよい)
- 日本認知療法・認知行動療法学会が主催するワークショップ2回以上, または日本認知療法・認知行動療法学会が認定した研修(付則第9条)への参加が証明できる書類の写し
- 教育を受けたケースについてのケースレポート1 例(書式は学会ホームページからダウンロードするか,学会事務局から取り寄せる。指導者を記載すること)
- 第5条
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認定医として認定された者に対して,学会は認定医の証書を授与する。
- 第6条
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認定医の資格は,5年に1回更新とする。更新申請には,下記1.2の条件を満たすことが必要である。
- 日本認知療法・認知行動療法学会が主催するワークショップへの1回以上の参加
- 下記の1)から5)において,計 15 点以上を取得
1)日本認知療法・認知行動療法学会への参加(3点)
2)日本認知療法・認知行動療法学会が主催するワークショップへの参加(3時間2点、6時間以上4点)
3) 日本認知療法・認知行動療法学会が認定する研修会への参加 (単発2点,継続的な研修会4点)
4) 日本認知療法・認知行動療法学会での発表(発表者3点,共同演者1点)
5) 認知療法・認知行動療法に関する学術論文・著書(1編につき,筆頭著者,または corresponding authorは4点,2位以下の共著者は2点)
*複数著者が同等に貢献(equal contributors)している論文・箸書は, そのことが著作物に明記されている場合に限り,該当者全員を筆頭著者とみなす。更新申請の際は,申請書(学会ホームページからダウンロードするか,学会事務局から取り寄せる)とともに取得点数を証明する写しと更新料1万円を振込んだ証明を添えて本学会に提出する。
第3章 付則
- 第7条
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本規則は,令和7年4月1日より施行する。
- 第8条
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この規則の変更は,認知行動療法専門医委員会で検討し, 幹事会の承認を経て行なう。
- 第9条
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認定の申請や更新の要件となる研修会とは,専門家の育成・訓練に寄与する内容をもつセミナー,ワークショップなどで, 日本認知療法・認知行動療法学会が主催するものと日本認知療法・認知行動療法学会が認定したものからなる。日本認知療法・認知行動療法学会が主催する研修会とは,学会の際に実施されるワークショップ等を指す。なお,認定の更新に必要な点数の上では,単発的に行われるセミナーやワークショップ(単発の研修会)と専門家の育成のために年間を通して定期的に行われるセミナー(継続的な研修会)を区別して扱う。
