認知行動療法基盤マニュアル
この度、日本医療研究開発機構(AMED)研究課題「各精神障害に共通する認知行動療法のアセスメント、基盤スキル、多職種連携マニュアルの開発」におきまして、「認知行動療法の共通基盤マニュアル」(認知療法・認知行動療法マニュアル作成および見直し・改訂時のチェックリストを含む)「認知行動療法における多職種連携マニュアル」「統合失調症/精神症の認知行動療法マニュアル(CBT for psychosis: CBTp)」が作成されました。
認知行動療法の実践・教育にお役立ていただきたく、ここに公開いたします。
本件は、当学会「倫理と質の管理委員会」と連携して、学会幹事会の承認を得て実施されました。
- 認知行動療法の共通基盤マニュアル
(含:認知療法・認知行動療法マニュアル作成および見直し・改訂時のチェックリスト) - 認知行動療法における多職種連携マニュアル
- 統合失調症/精神症の認知行動療法マニュアル(CBT for psychosis: CBTp)
※ 各マニュアルの著作権は、AMEDとの契約に基づき研究班が保有いたします。
2023年3月
AMED研究課題「各精神障害に共通する認知行動療法のアセスメント、
基盤スキル、多職種連携マニュアルの開発」研究班
研究代表者:藤澤大介(慶應義塾大学)
研究開発分担者:菊地俊暁(慶應義塾大学)
研究開発協力者:中川敦夫(聖マリアンナ医科大学)
研究開発協力者:松本和紀(こころのクリニックOASIS)
日本認知療法・認知行動療法学会 倫理と質の管理委員会
認知療法・認知行動療法マニュアル
慶應義塾大学認知行動療法研究会により編集された認知療法・認知行動療法マニュアルを公開します.本マニュアルは平成21年度厚生労働省こころの健康科学研究事業「精神療法の実施方法と有効性に関する研究」の一環で開発されました.
※ このマニュアルを改変して配布することを禁じます。
日本認知療法・認知行動療法学会 2018年10月
認知行動療法 導入支援ツール
医療現場で認知行動療法を患者に紹介し、インテークから認知行動療法実施までの一連のステップを支援するCBT治療最適化ツールを日本認知療法・認知行動療法学会(JACT)認知行動療法専門医委員会との連協のもと作成しました。
※本ツールは、日本医療政策機構(AMED)障害者対策総合研究開発事業 精神障害分野「認知行動療法の治療最適化ツールと客観的効果判定指標の開発」(研究開発代表者:中川敦夫)JP20dk0307084の支援を受けて開発されました。
認知行動療法の導入と終結での連携クリニカルパス
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①[動画]認知行動療法とは
- ②認知行動療法について(うつ病編パンフレット)
- ③認知行動療法シート
- ④問診票(インテーク用)
- ⑤認知行動療法振り返りシート
世界認知行動療法連合(WCCBT) 認知行動療法トレーニングガイドライン日本語版
世界認知行動療法連合(WCCBT)は、エビデンスに支持された認知行動療法(CBT)の開発と実施を通して、世界の人々の健康とウェルビーイングの促進を目指しています(https://wccbt.org/aims-and-mission)。そのミッションを達成すべく、世界中のCBT関連学会が協働しています。日本からは、日本認知療法・認知行動療法(JACT)と日本認知・行動療法学会(JABCT)の両学会が、アジア認知行動療法学会(ACBTA)のメンバーとして、WCCBTの活動に参加しています。
CBTを実践する際に必要な知識とコンピテンシーのガイドラインを示すために、WCCBTトレーニング資格認定委員会は、2023年5月に『WCCBT認知行動療法トレーニングガイドライン』を作成しました。本ガイドラインは、2023年6月に韓国で開催された第10回世界認知行動療法会議にて、正式に採択され、公開されることとなりました。
この度、日本認知療法・認知行動療法(JACT)と日本認知・行動療法学会(JABCT)の共同で『WCCBT認知行動療法トレーニングガイドライン』日本語版を作成いたしましたので、ここに公開いたします。
提出 2023年5月
採択 2023年6月
WCCBTトレーニング・資格認定委員会
日本語作成 2024年5月
日本認知療法・認知行動療法学会
日本認知・行動療法学